全重協 西九リネン・西九福祉会 見学

先日 全国重度障害者雇用事業所協会の集まりがあり

参加して来ました。

福岡空港で集合した後、西九リネン株式会社の企業見学 そして社会福祉法人である西九福祉会 山王福祉工場 ワークス山王の見学へ行きました。

西九リネン株式会社は154人の社員さんのうち、障がいを持った方が42人いらっしゃいました。留学生のアルバイトの方とも息をピッタリ合わせテキパキと仕事をしていました。

代表取締役の 赤石 智恵子氏は、会社創立時に一人の障がいをもたれた女性の雇用を決定した設立時の従業員雇用の考え方に
⚪︎ 弊社の作業がやれる人であれば受け入れる。
⚪︎ 働く人は平等でなければならない。
⚪︎ 区別はあっても差別はあってはならない。
という強い信念があった、といわれました。

そして、毎年特別支援学校や県立就労支援施設からの実習を
行い、課題を解決するため関係機関にその都度連絡し、今に至ったそうです。
そして、これしかできないのではなく これならできるという
考え方で褒めて育てる指導を穏やかに続けてきたそうです。
また、本人の能力による仕事の配置がとても大事で、適した仕事だとその人が持つ最大の能力を発揮できるのでそれを見つけるために比較的簡単な仕事から指導し見極めをしていくそうです。

社員さんは家族のような存在であるため、思いように働けなくなった人たちのために、山王福祉工場 やワークス山王を設立し、さらに生活の本拠地であるグループホーム設立にいたったそうです。

まさに働くことは生きること なのですね。
社員さん一人一人の輝く笑顔が印象的でした。
お忙しい中本当にお世話になりました。