~おじゃまします ジョブながです~ 長崎基準寝具

〜おじゃまします!「ジョブなが」です〜

皆さん、こんばんは!
「ジョブなが」の峰松です。

今回は 先日企業訪問させて頂きました
全国重度障害者雇用事業所協会 理事で
重度障害者雇用に関する相談協力員 長崎基準寝具(有)代表取締役社長 森田 泰氏 に貴社における障害者雇用についての取り組みなどを伺って来ました。

長崎基準寝具は、JR高田駅のすぐ近くにあります。
川の両側には桜が一面に植えられ、
開花の時期には 大勢の見物客で賑わう所です。

すぐ目に付くのは「はきものを揃えると心も揃う」
という大きな看板
毎日、これを見て仕事をスタートされるそうです。

以下は 社長の言葉、一つ一つが心にしみました。

⚪︎ どうせやらなければいけない事なら率先してやろう。
率先してやったら早くすむ。
やってやろうと思えば気が楽になる。

⚪︎ 障がいをもって仕事をするのだから 間違うのは当たり前。
人間2つしか手がない。自分の力でやることは限られている。
だから、何回間違えても笑って笑顔で何回も教える。
これが健常者の役目、役目を果たせる人間になれ。

⚪︎ 健常者はすぐ飽きることを 障害者はずっと続けられる。
その能力は健常者より優れている。職人のように一つの仕事に
こだわって一心に仕事に打ち込む。

⚪︎ 親からもらったものを大事に仕事をしよう。頭が悪くても
顔が悪くても 体が丈夫なら風も引かない。感謝。

⚪︎ 職場と家庭が連動する中でこの人の人生を背負っていく、これ
が 事業主の役目。
一般の人たちが経験するごく当たり前のこと(結婚、子育てな
ど)が経験できない人 がたくさんいる。親がなくなると一人で
生きていかなければいけない人達もいる。
だから、一般就労で働けなくなった人にA型の事業所で働いて
もらうことに。また、高齢になった人たちのための住居の提供
もしていきたい。

⚪︎ 仕事はきつい。しかしお客様に喜んでもらう事によってきつい ことが忘れられる。
「うわ〜っ、ここまできれいになったんですか〜。」
と言ってもらえるとメチャメチャ嬉しい。

⚪︎ トラブルが起こる。しかしそのトラブルを楽しまなくてはいけ
ない。窮すれば策がうかぶ、そう考える。
次は何が起きるか、ワクワクして待っていると意外に解決が早
い。

⚪︎職場実習は頻繁にやって学校とはちがう労働の場を早く見せる
べきだ。

⚪︎ 挨拶は基本。返事は明るく 笑顔を絶やさない。人間可愛がられ
てなんぼ、なんです。そんな世渡り上手な人が良い社会生活を
送ることが 出来る。

⚪︎ 社員全員が可愛がるという気持ちがあるので、ストレスがない
それが生産性向上に繋がっている。

⚪︎ 夏は暑い、だから夏。雨が降らないと水がなくなる。だから
雨の日もありがたい。布団は晴れの日に干せばいい。

⚪︎ 社員旅行、忘年会、新年会はやっぱりいい!仕事で発見できないその人の良さが発見できる。また案外旅行していない人も多い。みんなで行くといけなかったところに行くことが出来る。

⚪︎ 言って聞かせても間違いを起こす それが障害者。しかし叱るな!叱ったら萎縮する。そのうち体が仕事を覚えていく。
教えたことを本人は守ろうとする、それで良い。

⚪︎ ごく当たり前の社会の仕組みを一緒に作ろう。社会人の一員として社会に貢献し、役割を果たせる自分になろう、これは社員全員に言っていることです。

森田社長そして社員の皆様、
お忙しいところお時間を作っていただき
ありがとうございました。

心の洗濯をさせていただきました。